結の杜・伊勢 |HP制作|制作内容
はじめに 民間非営利団体「結の杜・伊勢」様より新規ホームページ制作をご依頼いただきました。結の杜・伊勢様は、病気や不安を抱える方、ご家族、シニアの方、そして日々の疲れを感じているすべての方が、安心して心と身体をゆるめられる“居場所”を地域の中につくる活動をされています。 お知らせ、ブログ、イベント情報など、団体担当の方がご自身で簡単に更新できるよう、ノーコードWebサイト構築プラットフォーム「Studio」を導入。制作については、活動のあたたかさと信頼感を両立し、「見やすく、伝わる」構成を意識しました。 目的と導線設計 結の杜・伊勢様のホームページは、活動内容の紹介だけでなく、「団体の想いに共感し、関わってみたい」と感じてもらうことを目的としています。親しみやすさと信頼感を伝えるビジュアル、コピー設計を工夫しました。初めて訪れた方にもわかりやすいよう、「どんな活動なのか」→「イベントやお知らせを見る」→「参加・問い合わせにつながる」という自然な導線を設計。参加者の方には「自分にもできそう」「なんとなく良さそう」と、ボランティアやご支援を希望される方には「ここなら信頼できそう」「この活動を応援したい」感じてもらえるよう、理念や背景が伝わるような仕組みを作りました。 ニュースのカテゴリー分類 多様な活動を行われているので、更新情報が増えるほど内容が伝わりにくくなる懸念がありました。そこで、「お知らせ」「イベント」「活動報告」とカテゴリーを明確に分け、ユーザーが知りたい情報をすぐに見つけられるよう整理しています。 活動内容ページの構成 医療・福祉・セラピーなど、複数の専門職が関わる団体の特徴を活かしながら、専門的になりすぎない表現でやさしく紹介しています。クライアント様より元の文章の原稿をいただき、その内容を活かせられるよう組み方を考えました。活動の写真やキーワードを交え、「こんな人たちが支えてくれている」という安心感が伝わるよう構成しています。 <トップページ内の活動内容> <活動内容の詳細ページ> 問い合わせ・入会につながる導線 必要な情報に最短ルートでたどり着ける導線を設計し、シンプルで直感的なナビゲーションを重視。「まずは話を聞いてみたい」「イベントに参加してみたい」という方が次の一歩を踏み出しやすいよう、問い合わせフォームや入会案内へのボタンの位置を工夫。自然な導線で、団体への共感から行動につながる設計を心がけています。 <モバイルでの表示> <問い合わせページ上部のQ&A> 問い合わせページにはもQ&Aを項目に分けて掲載し、ユーザーが情報の整理しやすい構成にしました。 <記事内の目次> 複雑な情報も、ブログ記事の目次で分け、ユーザーが欲しい情報を見つけやすい形にしました。 デザインとトーン 地域の中で安心とつながりを育まれている活動が、より多くの方に届き、参加の輪が広がっていくようなページつくりを意識し、サイト全体のトーンは、結の杜・伊勢様の活動を象徴するような「やさしさ」「透明感」「自然」を感じられる配色で統一。グリーンとベージュを基調に、余白をたっぷりとりながら、見る人の心がほっとやわらぐデザインを目指しました。 本サイトはこちらからご覧ください。 クレジット 結の杜・伊勢 https://yuinomori-ise.com/ Direction & Design / 都 映里